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ARICEでは、ポリカーボネート(PC)が切削加工で傷つき白化した表面を素材本来の透明度に戻す表面処理技術を有します。

2024.07.05

ポリカーボネート(PC)のブロックや丸棒をCNCマシニングセンタや
旋盤といった工作機械で切削加工すると、削り傷や白化によって
透明度が失われます。

しかし、株式会社アリスでは、その問題を解決し、驚くほど高い透明度を
実現する技術を有しています。

画像の左が切削加工後のポリカーボネート(PC)部品です。
ポリカーボネート(PC)は傷が入りやすくて、擦れてしまって
白化、透明度の高い材料なのに乳半色のようになってしまいます。

ご存じの通り、透明度とは、全光(可視光線)透過率と表面粗度が
細かい事で実現されます。

光の透過率は、材料の透明度という事です。
いくら表面粗度を細かくしても、素材自体の透明度が高くなければ
高い透明度には仕上げる事が出来ません。

一般的な透明素材としては、ガラスに次いで透明なのはアクリル
(PMMA)です。

その次がポリカーボネート(PC)となります。

私たちARICEの高透明化処理技術とは、削りで傷つき白化した擦り傷の
表面粗度を細かくして素材本来の透明度に戻すという技術となります。

素材にダメージを加える事なく、形も変えずに、素材本来の高透明に
戻してあげる表面処理技術です。

アクリル(PMMA)も同じなんですが、荒れた表面を磨いて奇麗にして
いくというイメージではなく、素材本来の透明感に戻すといった感じです。

上の画像はコップをスキャンしてポリカーボネート(PC)とアクリル
(PMMA)で削り出して製作した加工サンプルです。

左の青色の波長で氷のような冷たさで透明感を感じさせるためにブルー
イングされた少し青みがかったコップがポリカーボネート(PC)です。

右の少し黄味がかったものがアクリル(PMMA)です。

色味以外の透明度ではポリカーボネート(PC)とアクリル(PMMA)の
判別がつきません。

それぐらいポリカーボネート(PC)も透明化出来ます。

成形性の良さや割れにくかったりするのでポリカーボネート(PC)製
の部品は多いのですが、センサーやライティングパーツなどを試作で
必要な機能テストが出来ない事が多々問題になっています。

性能スペックが確認出来ない。

そういった場合にお声かけいただく事が多々ございます。

ライティングパーツでのレンズカットも切削加工で実現できます。

私たちARICEは、切削加工で白濁してしまったポリカーボネート(PC)
部品を、ある程度素材レベルでクリアに仕上げます。

その技術力は、他社には真似できないレベルで、お客様からも高い評価を
頂いております。

センシングや光学系レンズなど、高い透明度や品質にこだわる貴社に
とって大きなメリットとなるはずです。

ポリカーボネート(PC)での部品試作や量産試作、多品種少量生産の
部品製作で、透明度を妥協したくないお客様は、ぜひ(株)アリスに
ご相談願います。

高い技術力で、貴方の理想を形にします。

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