少量・短納期で応える開発現場のための塩ビ試作対応
2022.07.19
開発現場で「まず形にしたい」塩ビ部品に、どう向き合うか!?
開発現場のものづくりでは、「量産品」よりも先に、機能を確かめるための試作部品が
必要になる場面が数多くあります。
特に塩ビ(PVC)部品は、配管・流体・絶縁・実験用途など幅広く使われる一方で、
「とりあえず数個欲しい」「まずは流れを確認したい」といった、数量も仕様も決まって
いない段階で求められることが少なくありません。
(株)アリスでは、そうした開発初期の要望に対し、塩ビ(PVC)の切削加工を
用いた試作対応を行っています。
金型を製作せずに切削加工で、必要な数量だけを、必要なタイミングで形にする。
これは単にコストを抑えるためではなく、開発スピードを止めないための選択だと
考えています。
塩ビは加工性に優れた材料ですが、耐熱性が低く、切削条件を誤ると溶け・変形・寸法
不良につながります。
(株)アリスでは、CNC工作機械において、回転数・送り・工具選定・エアブローや
クーラントの使い分けを行い、試作段階でも量産部品と同じ公差で、機能テストなどの
実用に耐える品質を確保します。
「現物しかなく、図面がない」
「既存品が破損して使えなくなった」
「流体テスト用に透明塩ビで確認したい」
こうした開発現場特有の相談にも、塩ビ加工の経験を活かし、課題解決に向けて
一緒に検討します。
まずは切削加工部品で試作して検証する。
それが、無駄な手戻りを防ぐ第一歩だと、私たちは考えています。
新着記事
人気記事
カテゴリー
アーカイブ
タグ
執筆者一覧