デジタルデータを活用しての試作・調整から量産まで
2022.09.02
現物を計測しながらリバースエンジニアリング。
デジタルデータを作成しています。
まずはその3D/2D/図面に変換したデジタルデータをお客様にご確認いただきます。
ただし、そのデータは3Dスキャンが優秀でも、機構部品であれば実際に機能を
確かめないと正しいかを判断出来ません。
そこで機械加工による試作品を製作します。
実際の使用環境では個体差が出ることも多いため、(株)アリスでは基本的に
試作サンプルを2個以上製作し、複数の機械で動作確認していただきます。
特にギア(歯車)のリバースエンジニアリングは難易度が高く、元の設計が
意図的に微妙に小さめであったり、特殊形状で設計されているケースもあります。
そのため、試作→確認→微調整を数回繰り返して機能を確認していきます。
※標準的なギアであれば問題ありませんが、特殊形状の場合は残念なGARA,
製作が出来ないことも多々あります。
また、単なる再現して製作するだけでなく「改良」も可能です。
耐熱性を上げたい、強度を高めたい、形状を変えたい。
そうしたご要望に応じて、素材変更や形状変更を行いながら試作します。
金属から樹脂へ、樹脂から金属へ、ゴムの硬度変更なども対応可能です。
形状が確定すれば、1個から数千個まで切削加工・射出成形・真空成形など
最適な工法で製作します。
食品機械、医科学機器、研究設備、生産ライン部品など幅広い分野で実績が
あります。
現物からの再現・改良をご検討の際は、ぜひ(株)アリスにご相談ください。
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