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3Dデジタルデータは「加工のため」ではなく「開発を前に進めるため」にある

2022.08.02

(株)アリスでは、ものづくりの中心に3Dデジタルデータがあります。

それは単に「最新だから」「便利だから」ではありません。

開発現場で試作という、不確定要素の多い現場で“確実に前へ進むための
共通言語が、3Dデータだからです。

もちろん、すべての部品に3Dデータが必須というわけではありません。

シンプルな形状で、2D図面データだけでも十分に成立する仕事も多々
あります。

ですが、複雑な形状であったり、図面データの解釈が難しい場合には、
(株)アリスでは、原則、有償とはなりますが、3Dデジタルデータを
作成し、お客様にご確認いただいてからCNC切削加工へと展開します。

お客様が2Dデータしか見れない場合や、図面しか見れない場合は、
2D図面データを作成して、形状のご確認をしていただきます。

それにCNC工作機械は、XYZの座標を刃先が正確に追従することで
成り立つ工作機械です。

つまり、本質的に3Dデータと最も相性が良い加工方法なのです。

形状・深さ・干渉・工具の入り方、これらを事前に視える化できる
3Dデータは、加工トラブルを未然に防ぎ、品質と再現性を高めます。

特に開発現場のプラスチック樹脂部品の試作では、量産が金型を製作
しての射出成形となるでしょうから、試作段階で3Dデジタルデータを
作成していく事が量産プロセスをスムーズに構築する方法だと、
(株)アリスは考えています。

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