隼の美しいオリジナルデザイン意匠のマスターシリンダーキャップを開発中
隼のマスターシリンダーキャンプをオリジナルで製作しようと
模索中です。
私たち(株)アリスは開発ものづくりに特化して来た会社です。
先行試作モデルや原理試作サンプル、試作品や量産試作部品といった
開発試作の領域から、研究分析、組立検証、機構設計、機能テスト
などに使うプロトタイプや専用オリジナル治具の設計製作といった
開発現場における開発ものづくりを行って来ました。
工業製品がメインでしたが、車やバイクの部品開発を手掛けるようになって
たくさんの実績やノウハウを蓄積してきました。
量産部品も数十個~数万個の単位で生産して来ました。
そのノウハウを活かしてバイクの機能的な純正品では物足りず、デザイン性
豊かで機能的なカスタム部品を開発したいと思います。
まずは取付穴や形状の確認をして3Dデータ化しました。
マスターシリンダーからオイル漏れをしないように密封できるキャップに
しないといけません。
また内側の空気穴も油がもれずにちゃんと空気が通るようしていきます。
問題がないかと意匠デザインのない勘合確認だけの一次試作モデルをABSの
ナチュラル色で製作して勘合確認しました。
次の意匠面にデザインしてみました。
とりあえず3つのパターンで製作。
3Dデータを試作モデルで具現化しました。
材質は本物に違い黒色のABSで二次試作モデルを製作しました。
このサンプルをバイクに取り付けてみて意匠デザインの検証をしました。
試作部品を単品で見ると良かったとしても取り付けてみたらサイズ感に
合わないとかバイクのデザインとマッチしないといった事が起こります。
今回のマスターシリンダーキャンプはアルミの削り出しで本物を製作します。
裏表だけの機械加工で加工コストを下げるように考えて進めています。
意匠面も切削したままで表面処理ができるように切削加工のパスを見直し
ベストな状態のNCデータをCAMで作成していきます。
以前からバイクのカスタム部品を(株)アリスの新しい
事業できないかを模索して来ました。
自分たちが考えたオリジナル商品を販売したい。
どうしても自分が欲しいと思うデザインの製品を製作して、共感いただける
ライダー様たちに販売していきたい。
なかなか惚れ込むカスタムパーツの発明は難しいですが真剣に取り組んでいます。
それにバイクのカスタム部品の開発で培った能力は本業である開発ものづくりにも活きてきます。
お客様の仕事を深く理解できますし、課題解決のために発案力や問題点を見抜くクリアしていく
実行力、柔軟にこなしていく現場対応力や開発力が身についていきます。
私たちの使命は開発現場に貢献してより良い未来を創っていく事です。
エンジニア様。
開発案件はぜひ(株)アリスにお声掛け下さい。