隠されていたロジックを解き明かすことが加工技術を進歩させる
2020.07.03
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東大阪切削試作アリスではアルミ、銅、鉄、ステンレス、
真鍮などの金属素材やPPS、PBT、ポリカなどの樹脂素材を
切削加工して試作品、治具、部品を製作しています。
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どういう方法で作っているんだろう?
自分の経験や知識では、作り方がわからないもの。
その不思議なものを発見するたびに、魔法で加工した
ように感じてしまいます。
ですが、私たちは開発試作のものづくりに携わる
プロフェッショナル。
知ってしまった限りは、その加工方法を未知から既知に
変えなければいけません。
科学者のように、隠されているロジックを解き明かす
必要があります。
ロジックを発見して初めて神秘を感じなく物理と変化します。
すべてを科学で解明することができませんが、
存在するものは必ず作れます。
原理原則を研究分析で見つけて、ロジックを熟練していくこと。
それがアリスの加工技術を進化させる考え方だと思います。
画像の半球は、ポリカーボネート(PC)を切削加工して、
製作しました。
その表面を綺麗に磨き、透明化処理することがアリスの武器です。
この加工技術も研究分析を繰り返してロジックを熟練した結果です。
ロジカルシンキングがものづくりの基本ではないかと思います。
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