3Dデータは「今の部品」ではなく「次の一手」を生み出す資産になる
2022.08.06
3Dデジタルデータの価値は、加工が終わった瞬間に終わるものではありません。
むしろ、本当の価値はその後にあります。
形状変更、穴位置の微調整、追加工、改造。
開発現場では、こうした変更は日常茶飯事です。
3Dデータがあれば、どこをどう変えるかが一目で分かり、類似部品の
展開も迅速に行えます。
実際、同じ機種や同一ラインで使われる部品は、基本構造が大きく
変わらないことがほとんどです。
新製品開発においても、フルモデルチェンジよりマイナーチェンジの方が
圧倒的に多い。
このとき、過去の3DデータとCNC加工データが残っていれば、プログラミング
時間を大幅に短縮し、スピーディーな開発が可能になります。
「部品を安価に作りたい」
その答えのひとつが、3Dデジタルデータの出図です。
2Dデータや図面でも加工は可能ですが、3D化のためのCAD作業時間が発生します。
(株)アリスでは、図面や2Dデータから3Dデジタルデータを作成しています。
古くて読みにくい図面、解釈が難しい設計意図、そうした曖昧さを排除し、
間違いなく必要な形状を作るための投資ではないかと考えています。
3Dデータがあれば、質疑応答の往復も減り、改造や追加工の依頼もスムーズに
なる。
時間のロスを減らし、開発を止めない。
それが、アリスが3Dデジタルデータの作成を強くおすすめする理由です。
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