（株）アリスが透明品の製作にこだわるのは、
透明切削には一切の手抜きが許されないからです。

ポリカーボネート（PC）やアクリル（PMMA）などの透明樹脂は、
削り方ひとつ、研磨の仕方ひとつで、
仕上がりの“すべて”が露わになります。

• どんな工具で、どんな条件で切削したのか？
• 研磨のレベルはどうか？
• 接着部に気泡は出ていないか？
• 面質は均一か？ 歪みは出ていないか？

透明度が高まるほど、加工の真価は隠せません。

それに作り手の誠実さや責任感、品質欲求などが見えてしまう
正直な材料です。

（株）アリスのPC切削の強み

● 丁寧な加工による表面処理を減らす切削技術

ポリカーボネート（PC)という素材や形状を視野に入れ、出来る限り綺麗
な表面となるよう、工具・送り・回転数などの加工条件を細かく調整。

削りだけで透明に近づけることを徹底しています。

● レンズカット面の磨きレスの高透明度

複雑なレンズカット形状部は磨きレスを実現。

出来る限りの忠実な形状でクリアで澄んだ透明感を確保できます。

● 多軸加工による複雑形状にも対応

流路モデル・可視化モデル・光学形状など、
難度の高い透明加工を数多く手掛けてきました。

■ 透明品質を追い求める理由

透明樹脂の切削は、わずかな乱れが大きく可視性を損なうデリケートな
領域です。

だからこそ、（株）アリスでは毎日の加工条件・工具状態・段取りを
つねにアップデート。

「より透明に、より美しく、より正確に。」

メーカーエンジニアさまの開発プロセスを支えるために、
技術も段取りも体制も、日々進化させています。

未来をつくる開発からの製造現場に、（株）アリスの透明切削技術を
これからも届けていきます。