開発現場での試作から精密部品まで対応 ― ARICEのプラスチック樹脂_切削加工技術

プラスチック樹脂を切削加工して部品を製作する強み
切削加工、射出成形、3Dプリンター造形といったプラスチック
樹脂の部品を製作する方法には、それぞれに強みがあります。

今回は、プラスチック樹脂の切削加工をテーマに考えてみます。
(株)アリスでは、長年培って来たノウハウと特化させた専用
設備を活かし、切削加工での試作を含めた小ロット生産の部品
や治具、機械部品や生産ライン用ユニットなどの製作を
得意としています。

すべての製作方法に必要なのが図面データです。
射出成形との違いは、切削加工には金型が不要です。
プラスチック樹脂の板や丸棒から、CNCマシニングセンタやCNC
旋盤で削り出して部品を製作します。
金型を製作する必要がないため、1個からでも比較的安価で
スピーディーに製作出来ます。

また射出成形や3Dプリンターのように肉厚にしばりが
無いため、自由度の高い形状設計が可能。
板に穴やザグリ、カットやタップ加工をしただけの
分厚い厚みの治具などの部品を製作するのには最適。
数が増えれば射出成形で製作するような、寸法公差が
厳しい複雑な形状部品の製作にも向いています。
射出成形では製作出来ない熱硬化性のプラスチック樹脂も
切削加工なら部品を製作出来ます。

切削加工でよく製作されているのは、試作サンプルや小ロット生産
の部品、生産設備などの部品や治具、形状変更が多い部品やユニット、
カスタム部便など。
金型で製作出来ない場合や、金型での製作ではコストが見合わない
部品などの製作で大きなメリットを発揮します。

肉厚が必要な治具や機械部品、ワンオフやオリジナル部品の
製作などにも向いています。

切削加工だから射出成形のようには寸法公差が厳しい部品が出来ないと
いう事もありません。
CNC工作機械を使っての製作であれば、5/100mmや3/100mmといった
加工公差で寸法精度をコントロール出来ます。
嵌合部品や精密機器向けの機能部品などでも使用されている加工方法
なので量産部品と同等レベルで部品の加工が出来ます。
仕上も磨きやブラスト、塗装やシルク印刷などを施せば、製品と
してのクオリティーをキープ出来ます。

材質に関しても、汎用プラスチック樹脂からエンジニアリングプラスチック、
スーパーエンプラ、さらにはベークライトなど熱硬化性樹脂まで、多種
多様な素材を加工しています。
ウレタンゴムやEVA、パロニアなどの素材も切削加工して部品や製品を
傷つけないための治具や搬送トレイなどを製作しています。

切削加工の強みである金型レスでのイニシャルコスト削減。
金型を製作する時間もありませんので、すぐ欲しいといった即納品
の納期対応も問題ありません。
開発案件で突発的に起こる設計変更や追加試作、追加工や改造など
にもスピーディーに対応する事が出来るのが切削加工です。
開発現場で求められる迅速な対応にも向いているのが交錯機械での
切削加工となります。

さらに用途に応じたバリ処理(機械+手仕上げ)やブラスト処理、
磨きや研磨などの高透明化処理を施すことで、品質を高めます。

開発現場での試作や検証用治具の製作、追加工や部品改造、
その後の部品やアッセンブリーユニットの少量生産、FAや
生産設備の部品や治具、その他のご要望を、プラスチック
樹脂の切削加工で対応。
(株)アリスは、プラスチック樹脂素材だけでなく、
金属やゴムなども含めた素材特性を熟知した確かな
技術で、お客様の「こうしたい!!」を形にします。