研究開発を前進させる、VE提案型試作という役割
2022.05.30
総合的に試作対応を行う(株)アリスは、単なる加工請負ではなく、
開発プロセスそのものに寄り添う開発試作現場のパートナー的な役割
をしています。
研究開発の現場では、図面通りに作ること以上に、
「どの工法を選択するか」
「評価段階として、どこまでの完成度が適切か」
「将来の量産工程を見据えたとき、どの仕様が妥当か」
といった判断が、開発スピードやコスト、品質に大きく影響します。
(株)アリスでは、数量・用途・要求特性・評価目的を整理したうえで、
切削加工、成形、注型、板金、鋳造などの中から、
最適な試作手法を技術的視点で検討・提案しています。
評価用モデルに過不足のない仕様を設定することが、
開発全体の効率化につながると考えているからです。
「この数量であれば、切削が合理的か」
「この段階では簡易金型で十分か」
「量産移行時に工法変更がスムーズな形状か」
こうした検討に対し、
VE(Value Engineering)の考え方に基づいた開発モデル製作を通じて、
エンジニアの意思決定を支えることをアリスのものづくりの基本姿勢としています。
クラウドファンディングのように、
研究成果や技術アイデアを社会実装へとつなげていく取り組みにおいても、
(株)アリスは「形にする段階」を担う技術者集団として、
再現性・実用性・将来展開を意識した試作加工に誠実に取り組んでいきます。
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