開発現場だからこそのものづくり
2022.09.29
― 開発特化型・(株)アリスのスタンス ―
開発現場では、製作スタート直前の設計変更や改造が頻繁に発生します。
新しいデザインの着想、機構部品の設計ミスの発覚など、開発途中で起こるのは
ごく自然なことです。
(株)アリスでは、そうした変更にも迅速な対応をしています。
プロトタイプは「作って終わり」ではない
プロトタイプを複数セット製作した後、実際の現場で組付け・機能テスト
が行われるケースは少なくありません。
量産ラインで使用されるASSY部品では、数週間にわたる各種テストが実施
されることもあります。
それでも量産スケジュールはすでに決まっており、
- テスト完了後、即量産用ASSY部品の製作が必要
- 実ライン投入前に、客先で組立・検証を終えておく必要がある
といった非常にタイトな条件が求められます。
開発現場に「待つ」という選択肢はない
量産現場では、生産スケジュールを止めることはできません。
そのため、プロトタイプで問題がないのか、最終仕様をいつ確定するのか、
現地では1日を争うシビアな打ち合わせが行われています。
その連絡を受けるたびに、何度経験しても緊張が走ります。
END(最終期日)が決まっている以上、何としても納品しなければならない。
予定していたマスト期日が、さらに短縮されることも珍しくありません。
どう工夫しても物理的に難しい場合には、理由を正直に説明し、納期交渉を
行うこともあります。
それでも(株)アリスは、基本的には「なんとか間に合わせる」姿勢で取り組んでいます。
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