シリコンゴム部品の試作では、「どんな型で注型するか」が仕上がり品質を
大きく左右します。

（株）アリスでは、シリコンゴム試作において透明アクリル型を用いた注型
を行い、評価や検証に使える試作モデルを提供しています。

シリコンゴムは、真空注型や低圧注型で一般的に使用されるシリコンゴム型
を使うことができません。

同一素材のため、成形時に混ざり合ってしまい、安定した形状や寸法を
得られないからです。

そこで（株）アリスでは、精密切削加工したアクリル型を用いることで、
この問題を解決しています。

アクリル型は、型構造の完成度がそのままシリコンゴム試作品の品質に
直結します。

アンダーカットや薄肉部、複雑形状など、実際の使用環境を想定した
難易度の高い形状にも対応できるよう、型割りや抜き方向、肉厚バランスを
論理的に設計しています。

また、アクリルは透明なため、注型時の材料の流れや充填状態を確認できる
のも大きなメリットです。

ABSやPOM製の型と比べても耐久性に優れ、試作回数が多い案件でも安定した
注型が可能です。

「量産前に形状や硬さを確認したい」
「実機評価に使えるシリコンゴム部品が欲しい」
そんな開発段階のお困りごとに、アリスのアクリル型シリコンゴム試作は力を発揮します。

シリコンゴム素材の試作モデルをご検討の際は、ぜひ（株）アリスにお声かけください。