試作金型と簡易金型の違いとは!?【前編】
2023.11.06
試作金型と簡易金型の違い
射出成形において混同されやすいのが、「試作金型」と「簡易金型」の違いです。
両者は目的が明確に異なります。
試作金型とは
試作金型は、
試作品や量産前サンプルを製作するための金型です。
主な目的は、
・機能確認
・形状評価
・組立性や勘合の検証
・量産前の品質確認
など、開発段階での検証用部品を得ることにあります。
コストと納期を抑えるため、
金型材質を鋼材からアルミへ変更したり、
モールドベースを共有するカセット型構造を採用するケースが一般的です。
ただし、材質を変更しても
寸法精度や成形品の品質レベルは量産金型相当を確保します。
モールドベースが共用のため、
冷却回路が専用でない場合もありますが、
成形品は量産部品の図面スペックを満たします。
冷却条件に問題がある場合は、
専用モールドベースを製作することで対応可能です。
一方で、焼入れなどの耐久処理を行わないため、
寿命は限定的で、
成形数量はおおよそ1,000~2,000個程度が目安となります。
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