東大阪の試作製作なら【株式会社アリス】試作、試作品製作、試作品加工、切削加工、試作金型成形、精密部品加工

CNC加工の真価は「無人で、長く、正確に動かせるか」にある

2022.08.04

CNC工作機械の最大の強みは、人が常に張り付かなくても加工を
続けられる点にあります。

オペレーターが材料や工具をセットし、最初の段取りと確認を行えば、
その後は自動で切削が進む。

この「無人で稼働する時間」をどれだけ長く確保できるかが、コストと
品質を左右します。

特に、複雑形状で、加工時間が数十時間、場合によっては数百時間に及ぶ
部品では、CNC加工の実力が如実に表れます。

人が付きっきりで行う加工では、作業のシンプル化での時間の削減や
コストダウンも大きくは下がる事がありません。

しかし、3Dデータを基に正確にプログラムされたCNC加工であれば、
長時間でも安定した加工が可能です。

仕上げ時間が減る機械加工で切削して手加工という人の介入する作業を
出来る限り減らすことが高品質・低価格・迅速な納期対応が実現できる
方法です。

また小さな平歯車や治具のような比較的単純な部品では、機械のテーブル
にめいっぱい並べて同時に削ることで無人稼働時間を最大化します。

外形カット、穴あけ、ポケット加工などを複数個まとめて行うことで、
1個あたりの加工単価を大きく下げることができます。

(株)アリスが常に意識しているのは、どう削るかは当然のことであり、
どう無人で機械を動かすかです

そのためには、形状を正しく定義できる3Dデジタルデータが不可欠です。

加工機械の性能を引き出すかどうかは、CAD/CAMデータの質で決まる。

それが、現場で積み重ねてきた私たち(株)アリスの実感です。

アリスの仕事に対する想いを見る オリジナルサンプル制作