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耐溶剤環境で活躍する透明素材。PMP/TPXパネルという選択肢

2025.03.06

培養施設や研究設備の作業エリアでは、作業者の安全確保や飛沫防止のために透明パネルを設置するケースが多く見られます。
作業スペースを仕切りながら視認性を確保できるため、実験設備や培養ラインなどで広く採用されています。

一般的には、透明材料として**ポリカーボネート(PC)やアクリル(PMMA)**が使用されることが多いのですが、実際の現場では別の課題が発生することがあります。
それは、洗浄用溶剤や薬品による劣化です。

研究施設や培養設備では、アルコールや各種溶剤を使用した洗浄作業が日常的に行われます。
そのため、PCやPMMAのパネルでは、長期間の使用によって表面の曇りやクラックが発生し、視認性や安全性が低下する場合があります。
頻繁に交換が必要になると、コストや作業負担の面でも影響が出てきます。

こうした環境に対して(株)アリスが提案しているのが、**ポリメチルペンテン(PMP/TPX)**を使用した透明パネルです。

PMP/TPXはスーパーエンジニアリングプラスチックの一種で、透明性を保ちながら耐薬品性や耐熱性に優れた特性を持っています。
研究施設や医療関連分野でも使用されることが多く、溶剤を使用する環境でも安定した性能を発揮します。

この材料の主な特長は次の通りです。

耐溶剤性に優れる
アルコールや各種化学薬品による劣化が起こりにくく、長期間安定して使用できます。

軽量で取り扱いやすい
大きなパネルサイズでも重量が軽いため、設置や交換作業の負担を軽減できます。

高い透明性
視界を遮らず、作業状態の確認や観察がしやすい材料です。

長期使用によるコストメリット
PCやPMMAに比べて劣化が少ないため、交換頻度を抑えることができます。

(株)アリスでは、こうしたPMP/TPX材料を使用した透明パネルの加工にも対応しています。
ご希望のサイズに合わせた外形加工はもちろん、装置やパーテーションへの取り付けを想定した穴加工や形状加工にも対応可能です。

研究設備や培養設備の現場では、材料選定によって作業性やメンテナンス性が大きく変わることがあります。
透明パネル一つをとっても、使用環境に適した素材を選ぶことで長期的な運用コストや作業効率の改善につながります。

(株)アリスでは、透明樹脂加工の経験を活かしながら、研究開発施設や生産設備の環境に適した材料提案と加工対応を行っています。
透明パネルや可視化部品などでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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