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アクリル(PMMA)やポリカーボネート(PC)の素材を超える可視化光線透過率を実現

2022.03.27

(株)アリスでは、経験や勘に頼るものづくりではなく、数値と検証に基づく
「科学的なものづくり」を推進しています。

透明樹脂部品において重要な指標のひとつが、可視光線透過率です。

外観の美しさだけでなく、光学性能や評価精度に直結する要素であり、
開発用途では特に高い透明度が求められます。

今回検証に使用したのは、ポリカーボネート(PC)透明板 t10mm を
切削加工したレンズカット加工サンプルです。

(株)アリスでは、透明樹脂を高精度に切削する技術を蓄積しており、
このようなサンプルを用いて加工条件や表面品質の検証を行っています。

可視光線透過率の測定結果は、
加工前の素材状態で 88.9%
切削・仕上げ加工後で 91.1% となりました。

これは、素材そのものの透過率に対して 101.9% に相当し、切削加工に
よって素材性能を上回る透明度を実現したことを示しています。

この結果は、切削条件の最適化、工具選定、表面品質の管理を高いレベルで
管理しているからこそ得られるものです。

単に削るだけではなく、光の進行を阻害する微細な乱れを抑制し、透明
樹脂本来の性能を最大限に引き出しています。

(株)アリスでは、こうした検証結果を次の開発へと反映し、さらなる透明度の
向上と安定した再現性の確立を追求し続けています。

ポリカーボネートを用いたレンズカットパーツ、ライティングパーツ、可視化
モデルや各種試作部品の製作は、ぜひ(株)アリスの技術力にお任せください。

開発現場で真に役立つ透明部品を、確かな品質でお届けします。

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