生産ラインの可視化部品・ユニット製作 ― 状態を“判断できる形”にする
生産ラインの安定稼働や改善活動において、「現状がどうなっているか」を正しく把握できることは非常に重要です。(株)アリスでは、生産ラインの状態を可視化するための部品製作から、それらを組み立てたユニット製作までを一貫して行っています。
可視化部品というと、単に中が見えるカバーや透明部品を想像されることもあります。しかし実際の現場では、「何を見るために可視化するのか」が曖昧なまま形だけを作ってしまうと、改善や判断につながらないケースも少なくありません。(株)アリスが重視しているのは、異常の兆候、動作のズレ、流れの滞りといった“判断材料”が現場で確認できる状態をつくることです。
可視化部品には、アルミやステンレスといった金属部品に加え、ポリカーボネート(PC)などの透明樹脂部品を組み合わせるケースが多くあります。強度、耐久性、安全性を確保しながら、必要な部分だけを見えるように設計・加工することで、ライン全体のバランスを崩さない可視化を実現します。材料選定や肉厚、取付方法の検討も、可視化部品として成立させるための重要な要素です。
また、(株)アリスでは部品単体の製作にとどまらず、それらを組み立てたユニットとしての製作にも対応しています。ユニット化することで、現場への組み込みが容易になり、設置後すぐに評価や改善に着手できるメリットがあります。部品同士の位置関係や調整範囲を考慮した組立設計は、加工段階からの一貫した視点が必要になります。
生産ラインの可視化は、目的ではなく手段です。(株)アリスは、「視えるようにする」こと自体をゴールにせず、「現場で判断できる状態をつくる」ことを目的として、可視化部品およびユニット製作に取り組んでいます。開発段階の検証用ユニットから、現場改善に直結する実装ユニットまで、開発ものづくりの視点で対応しています。