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支給部品の“透明化”で研究装置を視える化 ― PC・PMMA切削による可視化モデル製作

2025.02.19

大学や研究施設の実験装置では、内部構造や流体の挙動、機構の作動状態を確認するために**装置内部の「視える化」**が必要になることがあります。しかし実際の研究設備では、発注時の仕様検討が十分でなかったために、完成した部品が不透過材料で製作されてしまい、内部を観察できないという問題が発生するケースも少なくありません。

例えば、装置のカバーや流路ブロック、観察部品などが金属や不透明樹脂で製作されてしまうと、内部の状態を直接確認することができません。その結果、流体の流れや機構の干渉、実験現象の観察が難しくなり、研究の進行に影響が出る場合もあります。

このような場合、(株)アリスでは**支給された部品の形状をもとに透明材料で再製作する「透明化モデル」**の製作に対応しています。研究装置の部品形状を読み取り、ポリカーボネート(PC)やアクリル(PMMA)といった透明材料のブロック材から切削加工することで、内部が観察できる可視化部品を製作します。

ポリカーボネート(PC)は、透明材料の中でも耐衝撃性や機械強度に優れている材料であり、装置の構造部材やカバーなどにも使用しやすい特長があります。一方、アクリル(PMMA)は透明度が非常に高く光学特性に優れているため、流体観察装置や実験可視化モデルなど、視認性を重視する用途に適しています。

研究装置の可視化部品では、30mmや50mmといった厚板ブロック材からの切削加工が必要になるケースも多くあります。(株)アリスでは、透明樹脂の厚板材料を使用し、装置部品として使用できる精度で可視化部品を製作しています。

透明樹脂の加工では、切削条件や工具の選定によって白化や内部応力が発生する場合があり、可視化用途ではこれが観察性能に影響します。(株)アリスでは、透明樹脂加工の経験を活かし、可視化用途に適した加工条件と仕上げ方法で透明度を保った部品製作を行っています。

大学・大学院、研究機関、企業研究所などでは、研究テーマごとに独自の実験装置や観察装置が必要になることがあります。その中で、装置発注時の材料選定ミスや仕様変更によって、可視化ができない装置になってしまうケースもあります。

そのような場合でも、支給された現物部品をもとに透明材料で再現する可視化部品の製作が可能です。

研究装置の可視化部品や透明モデルの製作については、ぜひ(株)アリスにご相談ください。研究開発の現場で必要とされる“視える化”を、切削加工技術で実現していきます。

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