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「まず形にする」塩ビ試作で開発現場を止めない

2022.07.22

切削で終わらせない。量産試作・小ロット射出成形までの視野

開発が進むにつれ、試作部品には次の課題が生まれます。

「この形で量産できるのか」
「射出成形に切り替えたとき問題は起きないか」
「少量だけ、量産に近い条件で試したい」

(株)アリスの特徴は、切削加工で終わらせず、その先を見据えて対応できる
にあります。

開発段階から関わり、小ロットであっても射出成形による量産試作サンプルや
量産部品の製作まで視野に入れた提案が可能です。

塩ビ(PVC)は、射出成形でも使われる材料ですが、形状・肉厚・ゲート位置
・冷却条件によって品質が大きく左右されます。

切削加工で製作した試作部品を通じて、「この形状は成形で問題が出そうか」
「ここは肉厚を調整した方がよいか」といった点を、事前に検証できることは
大きなメリットです。

数個〜数十個程度の量産試作であれば、金型仕様を簡略化した簡易金型で、
小ロット射出成形で対応することも可能です。

また、流体部品や配管関連では、透明塩ビによる内部可視化が重要になる
ケースも多くあります。

切削加工による透明試作で流れを確認し、その結果を踏まえて成形品へ移行する。

この段階的なものづくりこそ、開発現場に求められていると感じています。

「切削か、成形か」ではなく、開発フェーズに応じて最適な手段を選ぶ

(株)アリスでは、無駄を省いてシンプルの開発する事が重要だと考えています。

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