センサー開発現場での課題解決力!!
センサー開発の現場では、単に部品を形にするだけではなく、
「どの素材を選べば、求める機能を満たせるのか」
「設計意図が正しく再現されているのか」
といった、判断の難しい課題が常につきまといます。
例えば、アクリル(PMMA)とポリカーボネート(PC)。
どちらも透明性に優れた素材ですが、光の透過特性、屈折率、耐衝撃性、耐熱性、
さらには長期使用時の安定性まで含めて考えると、センサー用途では選択を誤ると
性能や信頼性に大きく影響します。
(株)アリスでは、そういった場合には、アクリル(PMMA)とポリカーボネート
(PC)でレンズや導波路を削って製作します。
それぞれを使った機能テストをしてから、素材選定を行っていただいております。
そういった現物で確かめていただくことで、設計段階での迷いや手戻りを減らし、
評価につながる試作を実現しています。
また、センサー開発ではレンズホルダーなど2色成形を前提とした構造検討がある
場合があります。
(株)アリスでは、2色成形を見据えた形状を切削試作で再現し、実際の組付けや光学特性、
検知精度を確認できるモデルを製作します。
試作段階では別パーツとして製作して、接着などでセンサー開発ユニットを製作。
その試作ユニットで機能テストを行いながら、量産時の金型構造を検討していきます。
海外生産で懸念点がある場合は、一度試作金型で2色成形のテスト成形をしておくと
安心です。
異なる樹脂を組み合わせるためには、単に形を分けるだけではなく、それぞれの溶解温度
や流動性、密着性、肉厚のバランス、ゲート位置などを考慮した形状設計が求められます。
こうした試作金型を製作しての射出成形試作は、設計検討用の机上モデルではなく、
センサーとしての機能評価に使える実践的な量産試作サンプルを製作出来ます。
(株)アリスでは「作って終わり」ではなく、「評価できる」「次の設計判断につながる」
ことを重視しています。
素材選定、形状検討、成形を見据えた構造確認まで。
センサー開発における複雑な課題に対して、(株)アリスは試作ものづくりの立場から、
開発現場に貢献します。
センサー開発でお困りの際は、ぜひ(株)アリスにご連絡ください。
一緒に課題解決するリレーションシップで、貴社の開発プロセスを前に進めます。