図面がなくても相談できる理由|開発初期から使われる加工会社の役割。
(株)アリスでは、「図面がまだないのですが相談できますか?」というご相談を多くいただきます。
結論から言えば、問題ありません。
むしろその段階から関わらせていただくことに意味があると考えています。
開発初期では、形状や材質、寸法の考え方が固まりきっていないことが多く、図面を作ってから加工会社に依頼する流れでは、後戻りが発生しやすくなります。
結果として試作回数が増え、時間やコストがかかってしまうケースも少なくありません。
(株)アリスでは、そうした段階において「どう作るか」だけでなく、「どう設計すると無理がないか」という視点で関わるようにしています。
例えば、加工時に歪みが出やすい形状や、材料特性によって割れやすくなるポイントなどは、事前に調整しておくことでトラブルを防ぐことができます。
これは特別なことではなく、現場で起きている現象をそのまま設計にフィードバックしているだけです。
ただ、その積み重ねによって、試作のやり直しが減り、結果として開発スピードが安定していくと感じています。
また、(株)アリスでは試作だけでなく、その後の治具製作や量産前の調整まで一貫して対応しています。
工程が分断されないことで、意図のズレが起きにくくなる点も一つのメリットです。
正直に言えば、すべてのケースで最適な答えが出せているわけではありません。
だからこそ一つひとつの案件に対して、「なぜこの方法なのか」を考え続けています。
まだ仕様が固まっていない段階でも問題ありません。
まずは「この形は作れるのか」といった確認だけでもご相談いただければと思います。
その段階から関われることが、結果として全体の精度やスピードにつながると考えています。