面粗度で可視化する。透明プラスチック加工の精度を数値で証明
2024.10.03
(株)アリスでは、ポリカーボネート(PC)やアクリル(PMMA)の
透明部品を機械加工で削り出した後、透明化処理を施しています。

透明度は見た目だけで判断できるものではありません。
私たちは、全光線(可視光線)透過率や表面の粗さ(面粗度)を
計測することで、透明化処理の精度を数値として確認しています。

CNCマシニングセンタでポリカーボネート(PC)を全面切削した
サンプルを計測したところ、面粗度はRa=0.79~0.06という結果でした。
可視光線透過率も測定したところ、ほぼ素材そのものの透明度を維持
していることが確認できました。

切削加工後の表面には刃物の傷が残り、粗さが透明度を下げてしまいます。
だからこそ、アリスでは顕微鏡で面の粗さを確認しながら丁寧に仕上げ、
見た目だけでなく数値でも「透明度」を可視化します。

開発ものづくりのプロとして、技術の標準化と可視化を常に意識。
経験や勘に頼るだけでなく、データに基づく安心をお客様に提供
しています。

可視化したい透明樹脂部品の機械加工・表面処理は、
ぜひ(株)アリスにご相談ください。
見た目と数値で裏付けされた、高透明部品をお届けします。
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