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切削加工で発生する熱をコントロールする技術力①削加工の三要素と熱の関係

2021.10.23

切削加工には「回転数」「送り」「切り込み」の三要素があります。

これらの条件を素材や加工形状に合わせて最適にする事がエンジニア
の技術です。

その加工物にマッチングした加工条件であるか?

それが、加工中に発生する熱に大きく影響します。

CNCマシニングセンタや旋盤を用いてワークを加工する際、刃物と素材
の摩擦によって必ず熱が生じます。

熱は、素材の膨張や寸法ズレ、ソリの原因となるため、精密加工では
適切なコントロールが出来るかどうか?

その課題を避けては通れません。


(株)アリスでは、今まで培って来た、それぞれの素材ごと、形状ごとに
よる熱の影響を最小化できる加工条件をフル活用して切削加工しています。

刃物についても、長く細い刃物はブレが発生して部品を加工中に
傷つけたり、寸法精度が劣ってしまいがちです。

ですが、それは刃物のせいではなく、最適な加工条件をプログラミング
出来ない技術者の問題だと考えて来ました。

長く細い刃物の弱点なんて最初から分かっています。

その弱点を補って、それぞれの刃物が最大限の能力を発揮出来るように
操作するのが、プロのエンジニアであれば当たり前の技術です。

加工の3要素や加工治具の設計製作などは出来て当たり前です。

切削加工での最大のポイントである加工熱のコントロール。

そこに意識やノウハウがあるかどうか?

それがレベルの違いとなります。

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