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切削すると濁る透明樹脂。その課題に挑むポリカーボネート透明加工技術

2025.02.06

ポリカーボネート(PC)は、樹脂材料の中でも特に耐衝撃性と耐熱性に優れた高機能素材として知られています。
衝撃に強く割れにくい特性を持ち、さらに自己消火性を備えているため、安全性が求められる装置部品や評価治具、研究開発用途の部品など、さまざまな分野で採用されています。

しかし、このポリカーボネートを透明部品として機械加工する場合、ひとつの大きな技術課題が存在します。

それは、切削加工によって透明度が失われ、白く濁ってしまう現象です。

透明樹脂は、切削時に発生する微細な加工傷や内部応力によって光が乱反射し、白濁した状態になります。
特にポリカーボネートはアクリルとは異なり、単純な研磨工程だけでは透明度を回復することが難しい素材です。
そのため、透明度を維持した部品を実現するためには、単なる表面仕上げではなく、加工条件・工具・熱影響・応力状態などを総合的にコントロールする加工技術が求められます。

(株)アリスでは、この透明加工の課題に長年向き合い、ポリカーボネート切削加工品の透明度を回復させる独自の透明処理技術を確立してきました。

単純な磨き工程ではなく、
・切削条件の最適化
・工具選定
・加工応力の管理
・透明仕上げ工程

といった複数の工程を組み合わせることで、切削加工によって失われた透明度を再び引き出します。

透明樹脂は、外観品質だけでなく加工精度そのものが可視化される素材です。
わずかな加工条件の違いが、そのまま透明度の差として現れます。

だからこそ(株)アリスでは、単なる加工技術ではなく、材料特性を理解したエンジニアリングとしての透明加工を追求しています。

切削しても透明を保つ。
見える品質を実現する。

それが、ポリカーボネート透明加工における(株)アリスの技術力です。

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