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研究開発・生産現場におけるPTFE切削加工部品・治具の活用

2023.11.30

PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)は、極めて高い耐薬品性、低摩擦特性、優れた非粘着性を有するフッ素系樹脂であり、企業の研究開発現場から生産現場まで、幅広い分野で使用されている材料です。酸・アルカリ・有機溶剤を含む多様な薬品に対して安定した性能を示し、化学的影響を受けにくい特性は、研究設備や評価装置において重要な要素となります。

研究開発現場では、新材料や新プロセスの検証において、試験条件そのものが過酷になるケースが少なくありません。薬液循環装置、反応評価設備、洗浄工程を伴う試験装置などでは、部品材料が実験結果に影響を及ぼす可能性があるため、材料の化学的安定性が強く求められます。PTFE切削加工部品は、溶出や反応のリスクが低く、研究データの信頼性を確保するための部材として有効です。

切削加工によるPTFE部品は、研究設備の構成や使用条件に合わせた形状を正確に反映できる点が特長です。射出成形では制約の多い厚肉形状や特殊形状であっても、切削加工であれば設計意図を忠実に具現化することが可能です。(株)アリスでは、PTFE特有の柔軟性や変形特性を考慮し、寸法精度と使用時の安定性を両立させた加工条件で部品製作を行っています。

生産現場においては、薬品搬送用ガイド、摺動部品、シール周辺部材、治具部品など、摩擦低減や汚染防止が求められる用途でPTFE部品が活用されています。低摩擦かつ非粘着性を備えたPTFE切削加工部品は、製品への付着物低減や作業性向上に寄与し、安定した生産環境の構築を支えます。

研究開発段階から生産現場まで一貫して使用可能な材料としてPTFEを採用することで、評価結果と実装条件の乖離を抑えることができます。PTFE切削加工部品・治具は、化学的安定性と機能性を重視する研究・生産プロセスにおいて、装置全体の信頼性を高める重要な役割を担っています。

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