中小企業が設立から生き残る確率とは!?(株)アリスが向き合う現実
中小企業は、設立してから長く存続することが非常に難しいと言われています。
国税庁の調査による「中小企業が設立から倒産するまでの期間(会社生存率)」を
見ると、その現実は数字としてはっきり表れています。
・設立 1年後の生存率:約40%
・設立 5年後の生存率:約15%
・設立 10年後の生存率:約6%
・設立 20年後の生存率:約0.3%
・設立 30年後の生存率:約0.02%
※数年前のデータではありますが、今も大きく変わらない厳しい現実だと言えるでしょう。
この数字を初めて見たとき、正直なところ驚きました。
同時に、「続けること」そのものが価値であり、簡単ではないことを改めて実感しました。
開発からの生産現場や研究開発現場で必要なものをつくる(株)アリスは、設立から
9年目を迎えています。
5年後生存率15%の壁はすでに越え、現在は、10年後生存率6%という次の関門に挑んで
いる段階です。
この数字は厳しいのか、それともまだ可能性のある数字なのか。
答えは、これからの行動次第だと考えています。
ここから先は、「何をやっている会社か」だけでなく、「なぜ存在しているのか」
「誰にどんな価値を提供しているのか」を、より明確にしなければ生き残れません。
ものづくりという仕事を通じて、開発からの生産現場や研究開発現場にどんな
貢献ができるのか。
その存在意義を言語化し、事業として磨き続ける必要があります。
(株)アリスが目指すのは、単なる継続ではありません。
30年後生存率0.02%という極めて厳しい数字を越えられる「仕組み」と
「考え方」を持った会社をつくること。
そのために、開開発からの生産現場や研究開発現場で求められる価値と
真摯に向き合い続けます。