前編:空前のバイクブームとワンオフ部品への挑戦
2021.11.06
空前のバイクブームが訪れています。
新たに自動二輪免許を取得する若者や、しばらくバイクに乗らなかった
リターンライダーの増加は、業界関係者の方々も驚くほどです。
私自身も、高校生の頃には3ナイ運動で二輪免許が取得できなかった
ことを思い出し、改めて小型原付からスタートしてハンターカブに
乗ろうと教習所に通いました。

しかし成り行きで大型二輪免許を取得してしまい、
「せっかくなら大型バイクに乗ろう」と、Kawasakiのお店へ足を
運んだのです。
そこで目を付けたのはネオレトロバイクの代表、Z900RS。
しかし空前の人気で、来期モデルまで待たなければ手に入らない状況でした。

そんな時、バイクのカスタマイズメーカーの社長様に相談すると、
ちょうどデモカー販売を検討中とのことで、会社まで試乗用デモカーを
持ってきていただきました。
それは、レース用サスペンションとタイヤが装着された特別仕様の
大型バイクSUZUKI_GSX-S1000でした。
乗ってみると、速くて、乗りやすくて、心から楽しいバイクでした。

ただ、気になる箇所もありました。
凹んでいたので、タッチアップでの補修では治りません。
やはり部品を新品に交換して、もっと理想の状態に仕上げたい。
どうせなら自作してみようという事になりました。
ここで活きるのが、(株)アリスの得意技である
リバースエンジニアリングとアルミ切削加工です。
アルミでオリジナルパーツを製作していきます。
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