モーター開発におけるボビン試作サンプルの最小サイズを模索してみた!!
得意とするモーター開発で製作するボビンの機械加工サンプル。
切削加工で、どれだけ小さなボビンを製作できるか試してみました。
エポキシガラス・ユニレート(PCグレード)の黒とナチュラル・PBT(N)・PPS(GF30)
といったCNCマシニングセンタで削ると割れやすいざまざまな材料で試作してみました。
大きさは、5.5㎜×6.0㎜×L7㎜で肉厚0.3㎜以上は割れたりする場合があり、
今のところ安定して加工できる小さなサイズです。
他のプラスチック樹脂でも基本的に製作可能です。
切削加工しやすい、ABS(N)やPOM(N)、PCならばもう少し肉厚が薄くて小さな
ボビンが出来るように思います。
進化する事を使命として、「今」にジャストフィットさせていくためには毎日の
改善活動が重要です。
大改革を目指すのではなく、日々の些細な気づきから変えていく。
毎日の小さな変化が大切なんだと思います。
今回は、「今」出来るもっとも小さなボビンのサイズを模索してみました。
こういった日々の些細なテスト加工や創意工夫が、いずれかは結果的に大きな
改善活動となる。
技術の進歩や大きな進化を創っていくんだと考えて日々、加工限界を模索しています。
開発現場でのものづくりを行う(株)アリスの社風として基礎的な改善を習慣化しています。
知恵を出して新しい技術を考案していく事を当たり前の風土として根付かせています。
最先端の開発ものづくりの現場で役立つという事は今まで通りでは厳しい。
メーカーエンジニアさまのあたらしい価値を創る開発試作や新ラインでの治具製作、
少量多品種での国内生産したい部品を製作、現物からのリバースエンジニアリング
などでお役に立ち続けていきたいと思います。
プラスチック樹脂やアルミ金属の小さな部品を製作する場合はぜひお声かけ下さい。