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過酷条件下の研究評価を支えるPPS切削加工部品の役割

2023.12.02

大学や研究機関における先端研究では、高温環境や強い薬品雰囲気といった過酷な条件下での評価試験が求められるケースが少なくありません。

材料の耐久性や長期安定性を検証する研究設備では、構成部品そのものが評価条件に耐えられなければ、正確なデータ取得は困難となります。

そのような研究環境において、PPS(ポリフェニレンサルファイド)は極めて有効な材料の一つです。

PPSは、連続使用に耐える高い耐熱性と、酸・アルカリ・有機溶剤などに対する優れた耐薬品性を併せ持つエンジニアリングプラスチックです。

温度変化や薬品曝露による物性変化が少なく、長時間にわたる評価試験でも寸法安定性を維持できる点が、研究設備用途において高く評価されています。

特に、反応試験装置、加熱評価装置、薬液循環系を含む実験設備などでは、部品の劣化が研究結果そのものに影響を及ぼすため、材料選定は極めて重要です。

研究設備では、装置構成や実験条件に応じて専用設計の部品が必要となる場合が多く、汎用品では対応できないケースも少なくありません。

切削加工によるPPS部品は、こうした研究用途特有の要求に柔軟に対応でき、装置設計の意図を正確に反映することが可能です。

一方で、PPSは結晶性が高く、切削条件によっては割れや加工応力が生じやすい材料でもあります。

そのため、安定した部品製作には材料特性を理解した加工ノウハウが不可欠です。

(株)アリスでは、研究用途における使用環境を前提とし、PPSの耐熱性・耐薬品性を損なわない切削加工条件を追求しています。

加工時の発熱管理や刃物選定、固定方法に配慮することで、研究設備に求められる信頼性と再現性を備えた部品を提供しています。

研究成果の信頼性を支える基盤として、PPS切削加工部品は重要な役割を担っており、過酷な研究環境における評価試験を陰から支える存在であると考えています。

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