ポリカーボネート(PC)を透明化処理した時に寸法公差は大丈夫なのか?
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(株)アリスは、ポリカーボネート(PC)の板材や丸棒から機械加工で
削った後に素材レベルの高透明度を再現します。
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センサーやカメラのレンズを製作する(株)アリスでは、当然ですが表面の
透明化処理でも寸法精度は保たれます。
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実際に計測してみると数μm、大きくても10μmも変わりません。
それは機械加工する時に職人技のようにできる限り丁寧に切削して磨きを
できる限りしない工夫を積み上げて来たからです。
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何度が技術や専用の道具、作業手順をパクられましたが、当社の技術とは
似て非なる上っ面の物まねになっています。
採算度外視で高い透明度や表面処理の品質をクリアして来たノウハウや技術力を
有しています。作業手順や道具を真似ただけでは同じレベルには至る事はありません。
透明度は全光線(可視光線)透過率と面粗度で決まります。光の透過率は素材の
透明度で決まります。
当社では透明度の高いポリカーボネート(PC)を使用しています。
見栄えの透明度であればブルーイングされたアイスカラーを使用します。
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板や丸棒を製作する時にペレットに微量のブルーを混ぜ込み、青みがける事で
青色の細かな波長で冷たさを感じさせて外見上の透明感をアップしています。
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可視化処理だけであればブルーイングされたアイスカラーでも問題なく
綺麗なガラスのように内部が見えます。
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LEDライトやセンサーなどに使いたい透明ポリカーボネート(PC)の
部品ではブルーイングが素材の有する全光線(可視光線)透過率
を下げてしまって面粗度を限りなく細かくしても光の通過を遮って
しまいます。
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そういった用途の場合はブルーイングしていない高透明の
ポリカーボネート(PC)を使って透明部品を製作します。
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職人技やデジタルデータの活用、CNCのいったコンピューター
制御の最新工作機械を使って加工するとあるレベル以上には
精度よく部品加工ができます。
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高透明化もある程度はロジックが分かっていなくても対応できます。
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但し、厳しい寸法精度をクリアして光を通過させるための透明な
精密部品には論理的に突き詰めて来た技術がないと通用しません。
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可視化といった見た目だけではなく透明部品としての機能を
クリアするためには開発エンジニアとしての工学的知識や開発
ものづくりを科学してきた繰り返して追及して来たデータに基づく
論理的な考え方がないとご要望を満たす事はできません。
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それにお客様と同じ立ち位置で開発を成功させようとする熱さが
ないと先行開発や原理試作での次の時代を創る技術開発が
できません。
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職人技を開発エンジニアが論理的に実現していくシステムの
構築ができてないと本当の意味での高品質は開発はできません。
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その工学に基づいた開発ものづくりを行っている事が本格的な
研究設計を行う研究者様や開発エンジニア様に選ばれる理由の
一つだと思います。
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それが(株)アリスの最大の強みです。
何年も理想を追い求めて実験しては分析して高品質を実現してきたのは(株)アリスの機械加工技術で
あり、ポリカーボネート(PC)の透明化技術です。
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これからも日々の創意工夫やテストを繰り返して期待値を超えていきますのでご愛顧の程よろしく
お願いします。