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透明度は“仕上げ”ではなく“技術”で決まる

2023.08.26

― ポリカーボネート切削加工における本質的な透明化 ―

ポリカーボネート(PC)は、耐衝撃性や加工性に優れ、試作から量産まで幅広く
使われる樹脂素材です。

しかし、ブロック材や丸棒材をCNCマシニングセンタや旋盤で切削加工すると、
刃物跡や微細な擦り傷によって表面が白化し、透明度が大きく低下します。

寸法や形状は正確でも、「見えない」「光が通らない」という理由で評価に使えない
部品になってしまうことも少なくありません。

透明度は、単に表面を磨けば得られるものではありません。

可視光線の透過率という素材本来の性能と、光を乱反射させない表面状態、この
両立があって初めて実現されます。

いくら研磨で表面を整えても、素材そのものの透明度を引き出せなければ、
本当の意味での透明にはなりません。

(株)アリスでは、切削加工によって白化したポリカーボネート表面を、形状を
可能な限り変えずに、素材にダメージを与えることなく、透明度を回復させる
表面処理技術を有しています。

それは「磨いて光らせる」という発想ではなく、切削で損なわれた表面状態を整え、
素材本来の透明性に戻す技術です。

この技術により、切削加工で製作したレンズ形状、可視化モデル、センサー評価
部品などでも、光学評価や機能検証が可能になります。

切削加工だから透明にならないのではなく、切削加工だからこそ透明度を制御する
それが(株)アリスの透明加工技術です。

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