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プラスチック樹脂部品を開発から製品化するために

2022.05.02

プラスチック樹脂部品を開発してしていくためには、まずは使用環境や
用途などの詳しい情報から素材を選定しなければいけません。

硬質なのか軟質なのか?
耐熱性がどのくらい必要なのか?
屋外で使用される製品の開発であれば耐候性も考慮しなくては
なりません。
耐久性や剛性、引張強度や耐摩耗性、素材の硬さ、耐薬品性や耐油性
なども、様々な要素を検討しておかなければ製品になってから大問題が
発生します。

プラスチック樹脂の種類やグレードはたくさんあります。
その開発製品にもっとも適した材料をまずは選択する必要があります。

同時に形状や厚みを決めていきます。
外観部のパーツなのか?
内部の摺動部品なのか?
塗装やシボなどの表面処理は必要なのか?
素材は海外に輸入できる規格グレードなのか?
たくさんの要素を検討しながらまずは開発試作モデルを製作する
事を考えて設計していきます。

試作段階で量産品の製作方法が決まっていきます。
板をカットして穴あけや曲げて作るパーツなのか?
成形で溶かしてプラスチック樹脂を金型に注入してプラスチック樹脂
部品を製作するのか?
材質違いの2色成形なのか?インサート成形?
金型構造が複雑になるので後加工するのか?
色や表面処理、刻印や印刷なども含めてプロトタイプ試作品で決めて
いきます。

量産プロセスを検討していくための量産試作サンプルなどを製作
する頃には、たくさんの数量を検査して組立などをしていく生産、
製造に必要な治具や生産ラインでの機械部品が設計製作されていきます。

新製品を開発していくプロセスは課題解決や高い付加価値のデザイン
や機能性を発展させていく必要もあります。

私たち開発ものづくりの現場に貢献する株式会社アリスはプラスチック樹脂だけでなく<
アルミやステンレスなどの金属、ゴム、新素材など、幅広く素材で新しい商品の部品を試作から
量産まで製作しています。
また製造ラインで必要となる検査治具や製造機械の部品なども考えながら製作しています。
開発絡みのものづくりはお気軽にお問い合わせ下さい。

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