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治具材料の選び方/POM・MCナイロン・PEEKの違いと使い分け

2022.10.28

製造現場や開発現場で使用される治具は、作業精度や作業効率を左右する
重要な存在です。

治具材料の選定を誤ると、摩耗が早かったり、寸法が安定しなかったりと、
生産現場トラブルの原因になります。

ここでは、治具用途でよく使われる樹脂材料「POM(ポリアセタール)」「MCナイロン」
「PEEK」の特長と使い分けについて、(株)アリスの視点で解説します。

POM(ポリアセタール)|寸法安定性と摺動性を重視する治具に

POMは、耐摩耗性・摺動性・寸法安定性に優れたエンジニアリングプラスチックです。

吸水率が低く、環境変化による寸法変化が少ないため、
位置決め治具・ガイド治具・受け治具など、精度を求められる用途に適しています。

加工性も良く、小ロットの治具製作にも向いています。

(株)アリスでは、最も使用頻度の高い治具材料のひとつです。

MCナイロン|衝撃吸収性とコストバランスを重視する治具に

MCナイロンは、耐衝撃性と粘り強さが特長の樹脂材料です。

多少の当たりや衝撃を受ける治具、製品をやさしく受け止めたい用途に適しています。

一方で、吸水による寸法変化が発生しやすいため、高精度な位置決め治具には注意が
必要です。

コストパフォーマンスに優れ、押さえ治具・搬送治具・緩衝部材などで多く採用されます。

PEEK|高温・高耐久が求められる特殊治具に

PEEKは、耐熱性・耐薬品性・機械強度に非常に優れたスーパーエンジニアリング
プラスチックです。

高温環境やクリーン環境、繰り返し使用される過酷な治具に適しています。

ただし材料費が高価なため、必要な性能を明確にしたうえでの採用が重要です。

(株)アリスでは、他材料で代替できない場合にPEEKを選定しています。

治具材料選定で大切な視点

治具材料の選定では、「強度」だけでなく、
使用環境・精度要求・摩耗頻度・コスト・改良のしやすさを総合的に考える必要が
あります。

(株)アリスでは、現場での使われ方を想定しながら、最適な材料と加工方法を
ご提案しています。

治具用樹脂材料の選定、POM・MCナイロン・PEEKの切削加工でお困りの際は、
ぜひ(株)アリスにお声かけください。

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