バイク部品を鋳物から機械加工品にリバースエンジニアリング
2022.05.03
所有しているGSX-S1000のエンジン部にあるカバーを製作中です。
純正は鋳物で、塗装屋さんに青に塗ってくれと頼んで、もっと美しく似合う
凄い色があると言う事でお任せ。結果、なぜがエンジ色のメタリックになって
戻ってきた、まったく似合っていない鋳物パーツを新作します。
新作するパーツは、A7075というアルミの高級素材になる材料板から
削り出して製作します。
まずは部品を外してリバースエンジニアリング。
3Dデジタルデータにしました。
レーザーポインターでの3Dスキャンなので誤差や歪みが怒っている
可能性があります。
特にセットする面はソリや歪みがなくピッタリと勘合しなければオイル
漏れします。
そこで試作して勘合状態や微妙な寸法関係を実際に取り付けて
確かめてみます。
内部も見れるようにポリカーボネート(透明)で可視化します。
ポリカーボネート板からCNCマシニングセンタで切削加工してプロトタイプ
試作品を製作します。
画像は内側をポリカーボネート板から削ったところ。
機械加工して機械から外した時は切子やバリが残っています。
次は裏返して表側の加工です。ただ実務が優先なので、なかなか進みません。(笑)
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