ゴム部品を試作するのに金型を製作するコストがもったいない場合
2022.09.25
ステンレスやアルミなどの金属やプラスチック樹脂での試作サンプルはCNCの
旋盤やマシニングセンタで、板や丸棒から削り出して製作する事ができます。
1個だけの単品が欲しい場合や形状変更の可能性がある場合、機械加工での
試作サンプル製作ができると便利です。
ですが、ゴム部品は機械加工しずらく、1個の単品でも金型やシリコン型を製作
せざる得ない場合は高額なコストになってしまいます。
鉄や真鍮のように金属やプラスチック樹脂みたいに表面の美しさは加工
できませんが、形や機能を確認するための試作サンプルは機械加工で製作
する事ができます。
金型やシリコン型を使って製作したような表面の美しさにはならないですが、
形には削れますので、パッキン機能や防水機能などは十分検証できます。
CNCマシニングセンタで切削加工するのは刃物で押切するという事です。
柔らかく粘っこいゴムはスパッと切る事ができずに引きちぎったように
なってしまいます。
CNC旋盤加工では押切でも部品が回転しているので表面はCNCマシニングセンタ
で切削加工したよりも美しく仕上がります。
ゴムでも硬度が高くて粒子が細かな物はCNCマシニングセンタでの機械加工
でも表面が奇麗に仕上げる素材もあります。
ゴム部品の試作サンプルを製作する場合は、1個の単品、数個単位での部品
製作では型を製作する必要のない切削加工での部品製作をお薦めします。
具体的な質疑をメールいただければ回答致します。
品名・材質・数量・形状を教えて下さい。
見積り対応します。
使用環境での素材の提案も致します。
ゴムの小ロット多品種部品の製作はお気軽にお問い合わせ下さい。
新着記事
人気記事
カテゴリー
アーカイブ
タグ
執筆者一覧