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ゴムローラーの現物計測から素材選定・製作まで、ワークに合わせた最適化

2021.09.21

「ゴムローラーをワークに合わせて改造したい」というご相談を
いただくことがあります。

今回も、ワークが非常に繊細なため、現在と同じくらいの低硬度で
柔らかいゴムを使用したいというご要望でした。

また、形状や外径・内径・厚みも微妙に変更したいとのこと。

加えて、角はエッジが立っているため、面取りをして加工精度を上げる
必要があります。

現状のローラーは柔らかすぎて追加加工が難しい状態。

そこで、新作による製作を検討することになりました。

まず、現物を外して精密に計測し、外径・内径・厚み・エッジ形状
などを把握。素材の確認も行いました。

硬度計で測定したところ、素材はEPDMに近く、硬度は20°~25°程度。

入手可能な柔らかいゴムとして、シリコンゴム、ウレタンゴム、CRゴム
などを候補に検討。

最終的にはお客様に素材を決めていただき、試作を経て製作しました。

試作段階で機能確認を行ったため、量産でも問題なく対応できました。

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