仕上げ研磨と(株)アリスが考えるアクリル(PMMA)透明度の本質
2022.10.26
中磨き工程では、1000番、1200番、1500番と、さらに細かい研磨番手を使用し、
アクリル(PMMA)表面の微細な傷や曇りを完全に除去していきます。
この工程を丁寧に行うことで、最終の仕上げ研磨が短時間で済み、形状変化や
焼けを防ぐことができます。
仕上げ研磨では、リューターやバフホイール、専用コンパウンドを使用し、
アクリル(PMMA)表面を一気に高透明・高光沢へと仕上げます。
(株)アリスでは、この工程を「磨き込む」のではなく、「整える」感覚で
行います。
前工程が不十分な場合、長時間の高速研磨が必要となり、焼けや変形の原因と
なるためです。
(株)アリスが考える透明度とは、素材そのものの透明性と表面粗度の両立です。
可視光線透過率だけでなく、表面の滑らかさが見た目の透明感を大きく左右します。
ポリカーボネート(PC)の透明化処理は高度なノウハウが求められますが、
アクリル(PMMA)の透明化処理に必要なのは、誠実さと丁寧さです。
短時間で、形状を変えずに仕上げる。その積み重ねが、アクリル(PMMA)切削
加工・透明化処理における(株)アリスの強みです。
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