東大阪の試作製作なら【株式会社アリス】試作、試作品製作、試作品加工、切削加工、試作金型成形、精密部品加工

アルミ・銅・真鍮をどう使い分けるか!?(治具視点)

2024.03.31

治具製作において、材料選定は「精度」「作業性」「再現性」を左右する重要な要素です。
(株)アリスでは、アルミ・銅・真鍮それぞれの特性を理解したうえで、治具の役割や使用環境に応じた材料選定を行っています。

アルミは、治具材料として最も使用頻度が高い素材の一つです。
軽量で加工性が良く、作業者が手で扱う治具や、頻繁に段取り替えを行う現場では大きなメリットがあります。
また、十分な剛性があり、位置決め治具や固定治具としても安定して使用できます。
耐熱性も樹脂より高く、100℃を超える環境でも問題なく使用できるため、検査治具や圧入治具にも適しています。

銅は、治具としては限定的な用途になりますが、
導電性・熱伝導性が必要な治具では欠かせない材料です。
電気的な検査治具や、熱を逃がす必要がある仮固定治具などでは、
アルミでは代替できない役割を担います。
一方で、柔らかく変形しやすいため、強度が必要な治具には不向きなケースもあります。

真鍮は、摩耗しにくく、摺動部を持つ治具に適した材料です。
ガイド部や繰り返し動作を行う部分では、
アルミよりも安定した動きを維持しやすく、
精度の再現性が求められる治具に向いています。
また、切削性が良いため、微調整や改修が必要な治具でも扱いやすい素材です。

治具は「壊れなければ良い」「形が合えば良い」ものではありません。
使う人、使う回数、使う環境を考慮し、
長期的に安定して機能することが重要です。
(株)アリスでは、治具の役割を整理したうえで、
アルミ・銅・真鍮を適材適所で使い分けています。

アリスの仕事に対する想いを見る オリジナルサンプル制作