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なぜポリカーボネート(PC)なのか !? 現場が選ぶ、壊れない透明素材。

2021.11.04

透明部品と言えばアクリル(PMMA)を思い浮かべる方も多いですが、
実際の機械カバー、ウインカーレンズ、LEDレンズなど現場で使われる
透明部品の大半はポリカーボネート(PC)です。

その理由は、割れない──そして粘り強いからです。

アクリル(PMMA)は確かに透明度の高さが魅力。

しかし、落としただけで割れたり、応力で突然クラックが入ったり、
実用部材としては不安が残ります。

一方、ポリカーボネート(PC)は“タフさ”が段違い。

強度、耐衝撃性、粘り。透明樹脂の中でバランスの良さは圧倒的。

だからこそ、現場で選ばれるプラスチック樹脂の透明素材なのです。

ただし、この粘りは切削加工では、厄介な特徴になります。

切子が飛ばず、エッジにバリが残りやすい。

切削加工後は、加工の擦り傷で白濁します。

ここがアクリル(PMMA)とは大きく違うポイント。

ポリカーボネート(PC)加工の技術勝負になる領域です。

(株)アリスは、このポリカーボネート(PC)特有の扱いづらさを
知り尽くしたエンジニアの会社です。

現場のプロが求める透明部品に、素材の特性を活かした透明処理化技術で
応えてきました。

多い事例では、他社で製作してもらったポリカーボネート(PC)の
透明部品は、白くかすんでいるので可視化部品やレンズ、実験装置
としては使えないという場合です。

だからアクリルで製作しているけど割れてしまって困ってる。

試作サンプルの場合は量産はポリカーボネート(PC)で製作する
ので、性能の検証で使える試作部品を製作したい。

そういった場合はぜひ(株)アリスにお声掛け下さい。

ポリカーボネート(PC)の切削加工サンプルも無償で提供しています
ので、参考レベルとはなりますが、仕上がりをご確認いただけます。

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