お客様の“ニュアンス”を形にするのが開発エンジニアの役割です。
2025.05.20

商品開発がうまくいくかどうかは、単に「技術力」だけで決まる
ものではありません。
大切なのは、お客様がうまく言葉にできない“想い”をどう受けとめるか。
共感力や聴く力にイメージを想像出来る力も必要となります。

発明や設計をされている開発者様。
その頭にある想いのイメージをどう形にしていくのか!?
それが私たち開発から関わっていく開発エンジニアには重要な能力です。

現場では、こんなエピソードがあります。
先日、あるお客様とのミーティングで試作サンプルの形状を確認
していたとき、ふとこんな言葉が飛び出しました。
図面にも仕様書にもない、曖昧でふわっとした表現。
そんな何気ない言葉の中に、お客様の本当に求めているアイデア
商品を製作していく上での重要なヒントが隠れていたのです。

商品開発の現場では、こんな会話から始まるプロジェクトが
少なくありません。
だからこそ、私たちが耳を澄まし、想像し、気づくことが重要になります。

「この形ならどうでしょう!?」
「素材を変えれば摺動性が上がりますよ!」
お客様の想いをくみ取り、今まで培ってきた技術やノウハウ、経験を
活かして実際のプロセスに落とし込む。
ご要望をそのまま形にするのではなく、期待値を超える商品開発を実現して
いくこと。
それこそが、私たち開発に携わる(株)アリスの大切な役割であり、
ものづくりの原点であると考えています。
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