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【現物しかない製品を、形にする】コップ形状のリバースエンジニアリング

2023.04.23

このサンプルは、お客様からのご依頼があり、リバースエンジニアリングしてデジタルデータを
作成したコップ形状サンプルです。

大学の展示するための芸術作品にしたいとの事。

安価にしてもらう代わりに、(株)アリスの営業サンプルとして3Dスキャンしてモデリングした
デジタルデータを使ってサンプルを製作しました。

素材は、アクリル(PMMA)とポリカーボネート(PC)となります。

このコップには図面や3Dデータが存在せず、現物のみでした。

開発や再製作の現場では珍しくないケースですが、形状・寸法・仕上がりを正確に再現するためには、慎重かつ多角的なアプローチが必要になります。

まず行ったのは、現物の寸法測定と3Dスキャンです。

単純に外径や高さを測るだけでなく、口元の微妙な曲率、側面のテーパー、底面の厚み変化など、
デジタルデータ化しました。

特にコップ形状は、わずかな寸法差や曲面のズレが、見た目の違和感として顕著に表れます。

そのため、測定結果をそのまま数値化するのではなく、モデリングで綺麗に調整しました。

デジタルデータを作成後は、機械加工で、お客様に納品するコップと営業サンプルを製作しました。

透明樹脂は内部応力や加工歪みが可視化されやすく、白化や歪みが発生します。

そのため、表面処理を行って透明化しました。

中を埋めてムクの状態としたので、迫力満点です。

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