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【前編】職人技をデータ化する。(株)アリスの技術思想

2024.11.16

(株)アリスの技術の根底にあるのは、「経験の再現性」です。

プラスチック樹脂の切削加工は、金属加工とは異なる物性変化を伴います。特にエンジニアリングプラスチックや透明材では、内部応力、切削熱、刃先R、送り条件のわずかな差が外観・寸法安定性に直結します。

従来、こうした調整は“職人の勘”に依存する部分が多くありました。
(株)アリスは、その感覚値を加工条件データ、工具選定履歴、加工時間推移、仕上げ面粗度データとして記録し、ナレッジ化しています。

例えば、

・透明ポリカーボネート(PC)の白化抑制条件
・PPS、PBTの寸法安定加工条件
・治具用途における長期寸法保持のための逃がし設計

これらを案件ごとに整理し、CRM的に管理しています。単発対応ではなく、顧客課題の履歴を蓄積し、改善の連鎖を生み出す仕組みです。

結果として、研究開発段階の試作から量産治具への展開まで、一貫した思想で支援できます。

(株)アリスに依頼するメリットは、単なる加工外注ではありません。
設計意図を理解し、加工段階でのリスクを事前に言語化し、提案できる点です。

次回は「難加工透明材へのアプローチ」について解説します。

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