医療機器部材の新素材:ポリメチルペンテン(TPX/PMP)透明切削加工
医療機器の開発現場では、材料選定そのものが機能検証の成否を左右します。
耐熱性、耐薬品性、滅菌対応、そして内部状態を確認できる透明性。
そのすべてを満たす素材として、ポリメチルペンテン(TPX/PMP)は、いま
確実に存在感を高めています。
(株)アリスでは、このTPXを透明切削加工によって部材・部品として形にし、
医療機器や理化学機器の開発検証に貢献してきました。
高温環境や溶剤を想定した試験、滅菌工程を前提とした評価、さらには可視化が
求められる構造確認まで、TPXの特性を活かした試作サンプルの製作から部品の製作
まで行っています。
ポリメチルペンテン(TPX/PMP)は、食品衛生法にも適合しています。
医療機械の部品だけでなく、医療・介護現場では器具や容器用途としても採用が進む
新素材です。
射出成形では特に問題なく量産化出来ます。
しかし、試作サンプルの製作は単品から製作しても数十個程度。
射出成形用の金型製作費用がペイせず、数百個製作する量産試作でもない限り、
切削加工での製作することがほとんどです。
切削加工では、「どう加工すれば狙った形状・透明度が得られるのか」という課題も
少なくありません。
(株)アリスは、ポリメチルペンテン(TPX/PMP)を切削して試作サンプルや小ロット
の部品を製作して来た実績が豊富で、切削加工でのアドバンテージはあるのかなと
思っています。
また開発現場での仕事が多いので、設計意図や評価目的を理解したうえで、貴社の要望に
応える試作対応が可能です。
もちろん射出成形まで対応していて、試作金型での量産試作サンプルの製作や、簡易金型
での小ロット部品の製作も実績が豊富です。
机上では判断できないことを、実際の部材として確認できるようにする。
そのためにポリメチルペンテン(TPX/PMP)で透明切削加工を行って試作サンプルや数が
少ない部品を製作する。
ぜひ(株)アリスの技術を貴社の開発からの生産現場にお役立てください。