アクリル型の設計・加工技術 × シリコン注型の対応力
2022.07.25
小ロット多品種でシリコン部品を製作したい。
しかし、数量が読めず、いきなり金型を起こすとコストが合わない。
開発現場では、こうした判断に迷う場面が少なくありません。
(株)アリスでは、アクリル型の設計・切削加工技術と、シリコン注型の
ノウハウを組み合わせることで、こうした課題に対応しています。
金型成形が最適とは言えない数量やフェーズにおいて、アクリル型を用いた
シリコン注型は非常に有効な手法です。
アクリル型は、切削加工によって形状を作り込みます。
透明素材であるため、注型時のシリコンの流れや充填状態を目視で確認でき、
開発試作や形状検証に適しています。
また、形状変更や微調整が発生した場合でも、金型に比べて修正がしやすく、
試行錯誤を前提とした開発フェーズに向いています。
数量の目安としては、数個から数十個程度であれば、シリコン注型のメリットが
活きるケースが多く見られます。
一方で、毎月継続して生産が行われる場合や、数量が数百個以上に増えてくる
場合には、金型を製作して成形する方が、トータルコストや安定性の面で有利に
なります。
重要なのは、「どの製法が正解か」ではなく、今の開発段階や数量、将来の見通しに
合った方法を選ぶことです。
(株)アリスでは、開発試作から量産検討までを見据えた視点で、シリコン部品の
製作方法をご提案しています。
開発試作段階のシリコン部品や、数十個レベルで継続するかどうか判断がつかない
案件については、ぜひ一度(株)アリスにご連絡ください。
状況に応じた最適なものづくりで、開発現場を支えます。
新着記事
人気記事
カテゴリー
アーカイブ
タグ
執筆者一覧