ChatGPTソラ先生と学ぶ!初心者のためのAI入門講座【第9回】ChatGPTの画面の見方と基本操作|新しいチャット・履歴・検索・削除の使い方
こんにちは、ソラ先生です。
前回はChatGPTの公式サイトにアクセスして、無料アカウントを登録し、最初の質問をする方法を学びました。
今回は、ChatGPTの画面にある機能を一つずつ確認していきます。
「前に質問した内容はどこにあるの?」
「新しい質問をするときは、どうすればいいの?」
「間違えて入力した内容を消したい」
「会話を整理する方法が分からない」
こうした疑問を解決できれば、ChatGPTをもっと便利に使えるようになります。
今回はパソコンのブラウザ版を中心に説明します。画面の配置や表示名は、利用環境や更新によって異なることがあります。
1.ChatGPTの画面は大きく3つに分かれています
まず、ChatGPTの公式サイトを開いてください。
ログインすると、基本的には次のような構成になっています。
① 左側:サイドバー
新しいチャットを始めたり、過去の会話を探したりする場所です。
② 中央:会話画面
自分が入力した質問と、ChatGPTからの回答が表示される場所です。
③ メッセージ入力欄
質問や指示を入力する場所です。
画面の下部付近に表示されることが一般的です。
最初は、この3つを覚えるだけで十分です。
2.「新しいチャット」とは何でしょうか?
ChatGPTでは、一つの会話を「チャット」と呼びます。
例えば、旅行について相談しているチャットがあるとします。
その途中で、まったく別の仕事の相談を始めることもできます。
しかし、内容が大きく変わる場合は、新しいチャットを作成する方が整理しやすくなります。
操作は簡単です。
手順①
左側のサイドバーにある「新しいチャット」を選択します。
手順②
新しい会話画面が表示されたら、入力欄に質問を入力します。
手順③
送信すると、新しいチャットで会話が始まります。
例えば、旅行の相談とは別に、
「ExcelのSUM関数について教えてください」
と質問できます。
ログインして利用している場合、通常のチャットは履歴として保存されます。
ただし、一時チャットなど、保存の扱いが異なる利用方法もあります。
3.同じチャットで会話を続ける方法
ChatGPTは、一度質問して終わりではありません。
同じチャットで質問を重ねることができます。
例えば、最初に次のように質問します。
「大阪から京都へ日帰り旅行をしたいです。おすすめの観光プランを考えてください。」
回答が表示されたら、
「できるだけ電車で移動したいです」
と追加します。
さらに、
「昼食には和食を食べたいです」
と伝えることもできます。
ChatGPTは、それまでの会話内容を踏まえて回答を作成します。
これが対話型AIの便利なところです。
ただし、長い会話では以前の条件を見落としたり、誤って解釈したりすることもあります。
重要な条件は、ときどき確認しながら進めましょう。
4.過去の会話を開く方法
以前に相談した内容を読み返したいときは、チャット履歴を利用します。
手順①
画面左側のサイドバーを確認します。
手順②
表示されている過去のチャットから、読み返したいものを選択します。
手順③
選択したチャットが表示されたら、以前の質問と回答を確認できます。
そのまま新しい質問を追加することもできます。
例えば、以前に作成した旅行プランについて、
「この計画に雨の日の代替案を追加してください」
と相談できます。
なお、古いチャットがサイドバーに見当たらなくても、削除されたとは限りません。
そのようなときは、次に紹介する検索機能を利用しましょう。
5.過去のチャットを検索する方法
ChatGPTには、保存されたチャットを検索する機能があります。
例えば、以前に「Excelの関数」について相談したことを覚えていても、チャットのタイトルを忘れてしまうことがあります。
そんなときに便利です。
手順①
サイドバーにある検索機能を選択します。
手順②
探したい会話に関係する言葉を入力します。
例えば、
「Excel」
「京都旅行」
「メール作成」
などです。
手順③
表示された検索結果から、目的のチャットを選択します。
検索では、チャットのタイトルだけでなく、会話に含まれる言葉も対象になります。
ただし、削除したチャットは検索できません。
ここで覚えておきたいのは、過去の会話を探す検索と、インターネットで新しい情報を調べる検索は別の機能だということです。
6.チャットのタイトルは変更できるの?
通常のチャットには、会話の内容に応じたタイトルが付けられます。
しかし、自動的に付いたタイトルが分かりにくい場合もあります。
例えば、
「質問について」
というタイトルでは、後から何を相談したのか分かりません。
そのようなときは、チャットのメニューから名前を変更できる場合があります。
チャットの横に表示される「…」などのメニューを開き、名前の変更に関する項目を選択します。
例えば、
「2026年京都旅行の計画」
「Excel関数の勉強」
「取引先メールの文章作成」
など、内容が分かるタイトルにしておくと便利です。
毎日ChatGPTを使うようになると、このような小さな整理が役立ちます。
7.チャットの「削除」と「アーカイブ」の違い
ここは特に注意してほしいところです。
ChatGPTには、会話を削除する方法と、アーカイブする方法があります。
この2つは意味が異なります。
削除とは?
不要になったチャットを削除する操作です。
一般的には、削除したチャットは履歴から見えなくなり、元に戻すことはできません。
操作する場合は、チャットのメニューから「削除」を選択し、確認画面で確定します。
大切な会話を間違えて削除しないように注意してください。
アーカイブとは?
チャットを削除せず、通常のサイドバーから非表示にする機能です。
アーカイブしたチャットは、後から検索したり、設定画面から確認したりできます。
つまり、
削除:会話を消す操作
アーカイブ:会話を保存したまま、通常の一覧から片付ける操作
と覚えておきましょう。
整理するだけなら、削除よりアーカイブが適している場合もあります。
8.メッセージの入力方法を覚えましょう
ChatGPTへの質問は、画面下部付近のメッセージ入力欄から行います。
まず、入力欄をクリックして、日本語で質問を入力してください。
例えば、
「初心者向けにExcelの基本操作を説明してください」
と入力します。
入力が終わったら、送信ボタンを選択します。
通常、キーボードのEnterキーでも送信できます。
文章を途中で改行したい場合は、パソコンではShiftキーを押しながらEnterキーを押す方法があります。
例えば、次のように複数の条件を入力できます。
「旅行プランを考えてください。
出発地:大阪
目的地:京都
人数:2人
移動方法:電車」
条件を整理して入力すると、ChatGPTにも質問の内容が伝わりやすくなります。
9.間違った質問を送信してしまったら?
ChatGPTを使っていると、文字を打ち間違えたり、途中で送信してしまったりすることがあります。
そんなときも、慌てる必要はありません。
例えば、
「明日の予定を考えてください」
と入力したつもりが、本当は来週の予定を考えてほしかったとします。
その場合は、続けて、
「すみません。明日ではなく、来週の予定について考えてください」
と伝えれば、修正した条件で回答してもらえます。
また、利用画面によっては、送信済みメッセージを編集できる場合もあります。
ただし、個人情報や秘密情報を誤って入力した場合は、訂正するだけでは情報の送信自体を取り消せません。
仕事で利用するときは、送信前の確認を習慣にしましょう。
10.今日のミニレッスン
今回は、実際に3つのチャットを作成して、履歴を確認する練習です。
ステップ①:新しいチャットを作る
「今日の夕食におすすめの献立を3つ考えてください」
と質問します。
ステップ②:同じチャットで追加質問する
「その中で、30分以内に作れる料理はどれですか?」
と質問します。
ステップ③:別の新しいチャットを作る
今度は、
「ExcelのSUM関数について教えてください」
と質問します。
ステップ④:さらに新しいチャットを作る
「京都の日帰り観光プランを考えてください」
と質問します。
ステップ⑤:最初のチャットに戻る
サイドバーや検索機能を利用して、夕食の献立を相談したチャットを探してください。
見つかったら、
「買い物リストも作ってください」
と追加で質問してみましょう。
これで、新しいチャットの作成、会話の継続、履歴の確認という基本操作を一通り体験できます。
今回は削除の練習をする必要はありません。
まずは作成した会話を安全に管理することに慣れましょう。
ソラ先生からひとこと
ChatGPTを使い始めたばかりのころは、画面に表示される機能が多く感じられるかもしれません。
しかし、最初からすべてを覚える必要はありません。
新しいチャットを作る。
質問を入力する。
回答を読んで、さらに質問する。
必要になったら過去の会話を探す。
まずは、この4つができれば十分です。
そして、もう一つ大切なことがあります。
ChatGPTを便利に使うには、質問する技術だけでなく、会話を整理する技術も役立ちます。
仕事、勉強、日常生活など、テーマごとにチャットを分けておけば、後から情報を確認しやすくなります。
少しずつ操作に慣れて、自分に合った使い方を見つけていきましょう。
次回【第10回】は「ChatGPTへの質問の仕方|初心者でも伝わる入力方法と会話のコツ」です。
同じChatGPTでも、質問の仕方によって回答がどのように変わるのか、具体例を使って学びます。