ARICEの経営理念を共に歩む仲間へ

実は私自身、経営者としてこれまで多くの試行錯誤を
重ねてきました。
会社を立ち上げて12年、その中で本当に多くのスタッフが入社し、
そして辞めていきました。

最初の頃は「まず人を雇わなければ」と焦り、理念が共有できていなく
ても採用を続けてしまいました。
その結果、会社のクオリティが下がったり、理念に共感してくれる貴重な
人材が去っていったりするという、苦しい経験もしました。

“平等”であろうとするあまり、「この人は大切にしたい」と思っていても、
それをうまく伝えられずにいたこともあります。
期待していた人に過剰なプレッシャーをかけてしまい、辞めさせてしまった
こともあります。

理念を語っても響かない人であっても、その時に、この人に辞められたら
困ると、方針が合わないまま放置してしまい、会社の状態はどんどん悪化
してしまったことも多々あります。
そんな矛盾の中で経営判断を曖昧にした結果、そこでやはり本気で会社を
変えるには、心から理念に共感してくれる人たちと進むしかないと強く
思いました。
そこから私は、雇用に対して覚悟を持ち、経営理念を軸にした組織づくりに
本気で取り組み始めました。
もちろん、方向性の変化に戸惑う人もいました。
でも、理念に立ち返り続けたことで、今、ようやく「同じ想いを持つ仲間たち」と
共に歩んでいるという実感があります。

私は、会社の未来を“12年周期”で描いています。
1年目は準備。10年間で深め、広げ、11年目に次の準備。
そして12年目が集大成。
この考え方のもと、今ちょうど「新たなサイクルの始まり」に立っています。
だからこそ、今お迎えする仲間とは、次の1サイクル一緒に築いていきたいと
思っています。

私たちが大切にしているのは、「何を大切にするか」
そして「誰と進んでいくか」です。
お客様との関係も、スタッフ同士の関係も、その軸はすべて「理念」です。
今の私たちの会社は、まだ完成された組織ではありません。
でも、理念に共感し合える仲間と共に、未来を創っていく
覚悟をしています。
貴方とそんな未来を語れる日を、心から楽しみにしています。