苦労は見せないというプロの美学
2025.09.06
私は、製作の現場でどれだけ困難があっても、
納品のときにはにこっと笑って手渡すことを大切にしています。
苦労したことは、あえて言いません。
それはプロとして、当然のことだと思っているからです。
「実は大変だったんです」
「ここ、かなり苦労しました」
そうやって恩きせがましく語ったり、
苦労を理解してもらおうとしたりするのは、
プロの仕事ではないと私は考えています。
試作品の製作では、
突発的なトラブルに備えて“試す時間”はありません。
想定外の問題は、必ず起こります。
大切なのは、
その問題をどう説明するかではなく、
どうやって、どれだけ早く解決するか。
困難を迅速に処理し、
要求された納期よりも一日でも早く納品する。
それが、
プロとしてのプライドであり、(株)アリスのプライドであり、
ものづくりに携わる人間の美徳だと思っています。