自戒という技術。
仕事をしていると、
「思ったことをそのまま言う」場面が出てきます。
正直であることは大切です。
ですが、それは常に美徳とは限りません。
素直であることと、無神経であることは、紙一重だからです。
(株)アリスでは、
自分の感情や考えをそのままぶつける前に、
一度、自分を疑うことを大切にしています。
これは我慢でも、遠慮でもありません。
自戒です。
自分は欠かせない存在だ。
そう思い始めた瞬間、人は少しずつ傲慢になります。
会社も、仕事も、
誰か一人がいなければ回らない、という状態は健全ではありません。
「自分がいなくても会社は続く」
その自覚を持っている人ほど、
逆に信頼される存在になると考えています。
人をすぐに「良い人」だと決めつけるのも危うい。
それは相手を理解しているのではなく、
まだ何も知らないだけかもしれません。
本当の人間性は、
余裕がなくなったとき、
思い通りにいかないとき、
立場が揺らいだときに、ふと顔を出します。
だからこそ、
すべてをさらけ出す必要はありません。
本当の自分を、誰にでも見せる必要はない。
適切な距離を保つことは、
冷たさではなく、成熟です。
我慢することを、
屈辱だと感じる人もいます。
ですが(株)アリスでは、
我慢とは「耐え続けること」ではなく、
「今は出さないと選ぶこと」だと考えています。
感情をコントロールできることは、弱さではありません。
それは、器の大きさです。
言わない強さ。
踏み込まない優しさ。
出しゃばらない覚悟。
そうした積み重ねが、
信頼される人をつくり、
長く続く仕事を支えていく。
(株)アリスは、
正しさを振りかざす会社ではありません。
自分を戒めながら、
人と仕事に向き合い続ける会社でありたいと考えています。