自分に命令するという働き方。
仕事にはさまざまなきっかけがあります。
誰かに頼まれて始まる仕事もあれば、環境や役割の中で自然に引き受ける仕事もあります。しかし、そのすべての根底には、最終的に自分で決めて動くという意志が必要になります。
自分の想いを根拠にして進む道を決めること。
何を選び、どこへ向かうのかを自分で判断すること。
そして、ときには自分自身に命令するように行動を決めていくこと。
こうした姿勢があると、仕事の見え方は大きく変わります。
誰かに言われたから動くのではなく、自分が決めて動いているという感覚が生まれます。そこには自然と自責の意識が生まれます。
自責という言葉は、ときに厳しい印象を持たれるかもしれません。しかし本来の意味は、自分を責めることではなく、自分の行動に責任を持つことです。
うまくいったことも、うまくいかなかったことも、自分の判断や行動の結果として受け止める。その姿勢があると、人は少しずつ成長していきます。
ただし、自分の想いだけを根拠にして行動するとき、もう一つ大切にしなければならないことがあります。
それは自己満足で終わらせないことです。
自分の中だけで完結する考え方では、仕事としての価値は生まれません。
ものづくりも同じです。自分が満足する加工や技術だけではなく、それが誰の役に立つのか、どんな価値を生み出すのかを常に考える必要があります。
だからこそ、自分の想いは内側だけに閉じ込めるのではなく、周囲や社会へ向かって発信していくことが重要になります。仕事とは、自分の中にある考えや技術を外へ打ち出し、誰かの役に立つ形にしていく活動でもあるからです。
(株)アリスでは、こうした姿勢を大切にしています。
自分で考え、自分で判断し、自分で行動する。そしてその結果を社会の価値へとつなげていく。
もしかすると、それこそが仕事の原点なのかもしれません。
自分の想いから始まり、社会へ向かって広がっていく。そんなものづくりを、これからも続けていきたいと考えています。