研究開発現場から生産現場までに活躍するエンジニアの本当の能力とは!?
エンジニアとしての「能力」とは何か!?
知識量なのか、資格の数なのか、経験年数なのか。
さまざまな指標がありますが、私が本当に能力と呼べるものは、どれだけ多くの
「修羅場」に立ち向かってきたかだと考えています。
研究開発現場から生産現場に至るものづくりの現場では、計画通りに進まないことの
方が多い。
仕様変更、想定外の不具合、材料トラブルなど、逃げ場のない状況に立たされることも、
あります。
そうした修羅場で苦しんだ分だけ、人は確実に成長します。
ただし、それは真正面から向き合った場合に限ると思っています。
他人や環境のせいにしながら、嫌々対応しても、それは単なる「嫌な思い出」として消費
されてしまい、能力としてはほとんど身につきません。
せっかく必死で乗り越えた経験が、ただのストレスや愚痴で終わってしまうのは、あまり
にももったいない。
修羅場を本当の意味で自分の力に変えるのは、そのときに注いだ必死な想いと行動です。
たとえその瞬間、心が逃げてしまったとしても構いません。
あとから振り返り、反省し、「次はどうするか」を考え、行動に活かすことができれば、
その経験は必ず血肉になります。
それこそが、修羅場を真の能力変えるプロセスです。
苦しい時ほど、「なぜ自分ばかりが」と感じ、強い孤独に襲われることもあるでしょう。
しかし、同じように悩み、踏ん張り、前に進もうとしている人は、必ずどこかにいます。
ある時ふと、「自分だけじゃなかった」と気づく瞬間が訪れます。
そして、その積み重ねた経験が、ある日突然、成果として実を結ぶ時が必ず来る。
私はそう信じ、そう考えながら、これまでのものづくりと向き合ってきました。
エンジニアの本当の能力は、厳しい修羅場になってしまっても粘り、みんなと共に解決
していく中でこそ磨かれる。
それが、研究開発から生産現場までを支える力なのだと思います。
※実際の仕事ではそんなに修羅場は多くありませんし、チームで対処します。